はじめに:受講率が低いのは、受講者のせいじゃない?
「受講者が最後まで見てくれない…」 「せっかく時間をかけて作ったのに、テストの回答率が低い…」
あなたのオンライン講座が、もし上記のような課題に直面しているなら、それは受講者のやる気の問題ではなく、講座そのものに改善の余地があるかもしれません。
受講率が低い原因は、コンテンツの構成や、運用方法に潜んでいることがほとんどです。
本記事では、受講者が思わず最後まで学びたくなるオンライン講座を作るための3つの秘訣を、具体的な方法とともに解説します。
秘訣1:動画コンテンツを「飽きさせない」工夫をする
長時間の動画は、受講者の集中力を低下させ、途中で離脱する大きな原因となります。
- 動画の長さを短くする: 1つの動画を10分以内に分割しましょう。短い動画ならスキマ時間でも視聴しやすく、最後まで見てもらいやすくなります。
- クイズやテストを導入する: 動画の途中に簡単なクイズや設問を挿入することで、受講者の能動的な学習を促し、飽きを防ぎます。
- アニメーションや図を活用する: 文字ばかりのスライドではなく、アニメーションやイラスト、図解を多用することで、視覚的に分かりやすく、理解度を深めることができます。
秘訣2:学習管理システム(LMS)で「やる気」を引き出す
受講者の進捗状況が見えないと、受講者自身のモチベーションも維持しづらくなります。
- 進捗状況を可視化する: LMSの機能を使って、どこまで学習が進んだか、あとどれくらい残っているかを明確に示しましょう。進捗バーや達成率の表示は、受講者に「あと少し頑張ろう」という気持ちを起こさせます。
- 修了証を発行する: 講座を修了した際に、自動で修了証が発行される仕組みは、受講者の達成感を高め、次の学習への意欲を向上させます。
- ゲーミフィケーションの導入: バッジやポイント、ランキング機能などを導入することで、ゲーム感覚で楽しく学習を進められます。
秘訣3:受講者のデータを分析し「課題」を見つける
ただ受講率を見るだけでなく、その背景にあるデータを分析することが、根本的な改善につながります。
- 視聴データを分析する: どの動画で受講者が離脱しているか、どの部分が繰り返し見られているかを分析しましょう。
- テストの回答傾向を分析する: どの問題の正答率が低いか、なぜ間違えているかを分析し、コンテンツを改善するヒントを得られます。
このようなデータ分析は、ULearningのようなLMSを使うことで簡単に行うことができます。
まとめ:小さな工夫が、受講者の学習体験を大きく変える
受講率を上げるためには、コンテンツの質はもちろん、受講者が「学び続けたい」と思えるような環境を整えることが非常に重要です。
本記事で紹介した3つの秘訣は、どれも比較的簡単に実践できるものばかりです。ぜひあなたのオンライン講座に活用し、受講者の学習体験をより良いものにしていきましょう。
もし、「LMSを使って受講率を上げたい」「データ分析から効果的な運用を始めたい」というご希望があれば、いつでもご相談ください。
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