オンライン講座の作り方|企画から公開までの流れと最初に決めること
2026.10.19
「自社の知識やノウハウを、オンライン講座にしたい」
「何から手をつければいいのか分からない」
「動画を撮り始めたものの、講座としてどう構成すればよいか迷っている」
オンライン講座を作ろうとして、こうした壁に当たる方は少なくありません。
この記事では、オンライン講座を作る際の企画から公開までの大まかな流れと、最初に決めておきたいこと、教材の形式の選び方を解説します。
オンライン講座づくりの大まかな流れ
オンライン講座づくりは、いきなり動画を撮り始めるのではなく、次のような順番で進めると、途中での作り直しを減らしやすくなります。
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| 1. 企画 | 誰に、何を、どこまでできるようにしたいのかを決める |
| 2. 構成づくり | 講座全体を章・レッスンに分けて、学ぶ順番を決める |
| 3. 教材づくり | 動画・資料・テストなど、各レッスンの教材を用意する |
| 4. 公開前の確認 | 受講者の立場で最初から最後まで通して確認する |
| 5. 公開・運用 | 受講者に提供し、受講状況や反応を見ながら更新する |
最初に決めておきたいこと
教材を作り始める前に、次の3つを整理しておくと、講座の方向性がぶれにくくなります。
・誰に向けた講座か
初心者向けなのか、すでに経験がある人向けなのかで、説明の深さが変わります
・受講後にどうなってほしいか
「知識を知っている」だけでなく、「自分で実践できる」ところまでを目指すのかを決めます
・どの範囲を扱うか
欲張って詰め込みすぎず、最初は扱う範囲を絞って始める方が、完成させやすくなります
講座の構成を考える
講座の構成は、受講者が「次に何を学べばよいか」が迷わず分かるように考えます。
・講座全体を、いくつかの章(セクション)に分ける
・1つのレッスンでは、伝える内容をなるべく1つに絞る
・学ぶ順番に沿って並べる(基礎から応用へ、など)
最初から完璧な構成を目指す必要はありません。
まずは大まかな章立てを作り、教材を作りながら見直していく方が、実際には進めやすくなります。
教材の形式を選ぶ
教材には、動画・テキスト(資料)・テストなど複数の形式があります。
伝えたい内容によって、向いている形式は異なります。
| 形式 | 向いている内容 | 特徴 |
|---|---|---|
| 動画 | 手順や操作の説明、考え方の解説など | 実際に見せながら説明できる。作成や更新に手間がかかる場合がある |
| テキスト・資料 | 手順書、用語の説明、チェックリストなど | 後から見返しやすく、修正もしやすい |
| テスト・クイズ | 理解度の確認、重要なポイントの復習 | 受講者が理解できているかを確認できる |
すべてを動画にする必要はありません。
動画で伝えた方が分かりやすい部分と、テキストにまとめた方が見返しやすい部分を使い分けると、作る負担も抑えやすくなります。
講座を公開する場所を決める
オンライン講座は、教材を作るだけでなく、受講者にどのような方法で提供するかも決めておく必要があります。
大きく分けると、次の2つの方法があります。
・動画や資料を共有する方法: 作った動画や資料を、リンクなどで受講者に共有する方法
・LMS(学習管理システム)を使って講座として提供する方法: 講座の形に整理して、受講者に提供する方法
どちらが合っているかは、講座の数、受講する人数、テストの必要性、今後の運用方法などによって変わります。
たとえば、講座が少なく受講者も限られている場合は共有だけで足りることもありますが、講座や受講者が増える見込みがある場合は、早い段階で提供方法を検討しておくと、後からの切り替えの手間を減らせます。
また、有料の講座として提供する場合は、申込みや決済などの方法も、別途検討する必要があります。
公開前に確認しておきたいこと
公開する前に、受講者の立場で最初から最後まで通して確認することをおすすめします。
・レッスンの順番が分かりやすいか
・説明が分かりにくい部分や、飛ばされている手順がないか
・動画の音声や資料の文字が、問題なく確認できるか
受講後にやってほしいことが、きちんと伝わっているか
制作した本人は内容を理解しているため、分かりにくい部分に気づきにくいことがあります。
可能であれば、講座の内容を知らない人にも確認してもらうと、見落としを減らせます。
公開する前に、受講者の立場で最初から最後まで通して確認することをおすすめします。
・レッスンの順番が分かりやすいか
・説明が分かりにくい部分や、飛ばされている手順がないか
・動画の音声や資料の文字が、問題なく確認できるか
・受講後にやってほしいことが、きちんと伝わっているか
制作した本人は内容を理解しているため、分かりにくい部分に気づきにくいことがあります。可能であれば、講座の内容を知らない人にも確認してもらうと、見落としを減らせます。
公開したあとも更新できる形にしておく
オンライン講座は、公開して終わりではありません。
受講者の反応や質問をもとに、分かりにくい部分を直したり、新しい内容を追加したりしていくことで、講座の質を高められます。
更新しやすい形で作っておくこと(1つのレッスンを短くまとめる、など)も、講座づくりの大切なポイントです。
ULearningの場合
株式会社POVが提供するLMS「ULearning」は、動画・テキスト・テストなどを組み合わせたオンライン講座を作成でき、有料講座の販売にも対応しています。
構築の進め方には、顧客自身で構築する提供形態と、POVが設置代行を行う提供形態があります。
また、講座で使う動画教材を作る際には、OBS Studioを活用した動画教材づくりを支援する「ULearningコンテンツ制作サポート」もあります。
動画の作り方が分からない、収録や編集に時間を割けないといった場合に、必要な部分のサポートを受けながら教材づくりを進められます。
まとめ
オンライン講座づくりは、企画(誰に・何を・どこまで)、構成づくり、教材づくり、公開前の確認、公開・運用という順番で進めると、途中での作り直しを減らしやすくなります。
最初から完璧を目指さず、扱う範囲を絞って小さく始め、受講者の反応を見ながら更新していくことが、続けやすい講座づくりのポイントです。
オンライン講座を作る場として、LMS「ULearning」の活用も選択肢の一つです。
eラーニング運用をサポートしています
株式会社POVでは、
・eラーニング動画の内製化支援
・LMS(ULearning)の提供
・社内教育の仕組み化サポート
を行っています。
「更新し続けられる運用にしたい」
「外注依存を減らしたい」
という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

